見えてくる限界に嫌気が差す
立ちはだかる大きな壁を
必死になって叩き壊そうとする己が見える
 
 
生きてきた 生きて来た
今まで生きて来た
だったら これくらい と
 
握り拳を 決して開いたりしない と
歪む眉に気付きながらも
心の中 必死に繰り返す
 
 
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