2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

揺れる揺れる 風に吹かれ 揺れる揺れる 小さく微かに 人の手により 作られし事など 意に介さぬが如く 懸命に 花咲かせ 香り漂わせて 少なき緑なれど 否 少なき故に 心 奪われる 一処にて どれだけの時間を過ごしても 構わない と思える程に 日蔭に 植えられ…

遠くに在りて 心馳せる 想いは いつも 遙か 彼方 消えかかろうとするものを 懸命に繋ぎ止める 此れから 来るであろう 苦々の日々を 唇噛みしめて 只管 耐える 其の先に 笑顔を見出さんと 懸命に 心を繋ぎ止める 己に出来し事は 己の事のみ 其れを 心に留め置…

何も 要らないのです 何も 欲しないのです でも 人が泣くのは 耐えられないのです だから 欲しいのです 要るのです 晴れて来た空が ただ 切なく感じる そんな時も あるのです 笑いませう 笑いませう 貴方の為なら 笑いませう 怒りませう 怒りませう 皆の為な…

笑顔の下に 隠れし顔面 誰に見せる事も無く 誰にも見せたくも無く 涙は心の中で だけ 流せばいいと 心に誓う 誰とも語らず 独人の時を過ごす 近くに 人居しも 言葉を交わさず 木々と 葉と 風と語らう 私は 人が好きで 嫌いなのでしょう 神は 何を望み 人を創…

自由にならない この時間は とても自由で 出来ない事は 山のよう 出来る事は 沢山 やりたい事は出来なくて その中で やりたい事をやっている 時も 気持も 在って無し 世界は大きく変わり行く 私の時間も 時を刻み 一時 一時 過ぎて行く 想いは 馳せる 先の先…

桜の蕾は まだ咲かぬ 最初に見た 二週間前と 何ら 変わらず 固く身を閉じている あと少しの寒さと あと少しの暖かさを必要として ただ ただ 其処に 立ちにけり 見える空は狭い 手で作った四角の窓 3つに収まる程度 左は白く 右は碧く水色 晴れようとしてい…

見える街並み ビル街の その向こうに見える 木々 山間の 狭き処に建てられし マンションの数々 其の合間に 植えられし樹木 手前 身近に在りし作樹 仲間も無く 独り 遠方に在りし 自然の樹々 幾種かの木々が 語らうように 重なり合う 全てが 自然であるのでし…

悲しい知らせは 何時も 刹那的 如何ともしがたい 感情と共に 胸が締め付けられ 痛む 何も出来ぬ 動けぬ我が身 遠く離れた所で 何する術も無く 窓の外 見渡す限り 広がる街並みが より胸を 締め付ける 3/2

草花も 余り目にしない場処 探し回っても探し回っても 悲しくなる位 春が来ることも 重々承知していて 何もかもが 瞬きの瞬間に均しきものだと 分かっていて いえ 故に 気がつけば・・ と云う 状況が切なく感じてしまうのでしょう 2/21

泣きたくないから 感情を殺した 考えないようにした そして 胸に重石を置いた 何故に 何故に 箍を外させるのですか 秘めたままで居させてくださらないのですか それとも これくらいで 泣き崩れた 私が未熟なのでしょうか 如何か 如何か 私も人であると 認め…