2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

少しずつ 明らかに為り行く事実 解いていた絵と 寸分違わぬ様に 思わず零れる溜息 あまりにも其の儘 故に 差ほどの衝撃はなきにけど 幾許かでも 外れていて欲しい と 願った想いは 崩れ去り 塵と為り行く 地面に鏤められた 雪柳の花弁 地上の上にて あくまで…

体の異変が伝える 限界なんて とっくの昔に通り過ぎている 其れを受けたように 心の奥がざわめく 限界なんて 在って無い photo by LOSTPIA ☆ 血流の流れは 想いを混ぜ込み 波のように 途切れることなくエンドレスに 細胞の一つ一つにまで 繰り返し 教え込も…

空に昇る煙 途中から途切れ 消えてしまっているようにさえ見えて けれど なくなりはしない 小さき粒子となって 散らばって行くだけ 何れ 雨と共に 我が身に降り注ぐ 4/27

胸の中に押し殺した心 消え去った訳ではない故に 鍵となる言葉を聞けば 自然と溢れる涙 苦しくない訳も無く 悲しくない訳も無く 故に キーワードとなる言葉が 心を開く 全身を駆け巡る感情に 我が身が人で在るを思い知らされる それでも いつか 笑い話にした…

遠くに見えし 灯り見詰め 私は司令塔 私は操り人形 どちらにしても 心持たぬもの 心を凍らせて 無機質なものへと変えてしまって 終焉迎える其の時まで 続く道 4/24

消えてしまえばいいと 悲しき雨 胸に降り注ぐ 消え去れと 鋭き矢 胸に刺し込む 消えるのは 自分自身 其れ以外の何物でも無いが故に photo by 天の欠片 ☆ ふと見上げれば 消えかかる月 思わず 両手を掲げて 消えないで と叫んでいる 心は 散った桜の 花弁追う…

夢は消えぬ 空彼方 想いは馳せる 風と共に 戸惑い許さじ 時空間 太陽に憧れ 月に惹かれ 星に焦がれる 瞳に映らねど 全てが其処に存在し得る 知っているにも拘らず 気付かぬだけ 4/21

私が私で在ると言う事を思い知らされる 私は私でなんて居たくなかったのです 心の奥の奥 膜をした そのまだ奥に 金庫に鍵を掛けて閉じ込めた想い 其の想いを解き放ち 心の隅々まで行き渡らせ 全身に流し込み その想いのままに生きたかったのです 何故 其れが…

想いの中に身を沈め 見詰める先は 留め度なく 泣くこともなく 笑うこともなく 時間を留めた空間を 弄ぶ 4/21

雪降るように 舞い散る桜は 現世のものとも思えぬ 摩耶化し 引き込まれ 其の袂に立てば 現実が夢へと 夢が現実へと変わり行く 誘(いざな)い 誘(いざな)われ 想いだけ置いてきぼり photo by 天の欠片 敢えて 望んで 置いてきぼり ☆ 夢はそのまま夢のまま…

全て終わってしまえばいい 口から出る出任せ 望んでいるものが何なのか 知らない筈もなく 知らない振りをしても 気付いている自分を誤魔化せず 4/20

次々起こる出来事に 迷霧へと誘われる 研ぎ澄まされた鋼の刃 抜こうとすれば 他の場所にまでも 新たな傷を負うこと 必須なれば 如何ともし難く 悲惨なる結果だけは避けたい と 切なる願い 4/18

涙は何も生み出さなくて 其れ故に 見せること許せず 涙は何も生み出さなくて 其れ故に 見えるか否かなど関係無く photo by LOSTPIA ☆ 消せぬ我が身が恨めしい 4/18

心の中無限に降り続く雨 呆れるほどに鮮やかに 止まぬ想いと相俟って 光沢を放ちながらも 何色にも染め上がることも無く photo by Space 5 ☆ 目の前に積み上げられたものに 眩暈を覚えながらも 静かにて 咲き続ける想い 如何様な雨の最中にありても 消滅する…

薄暗き 景色に 何処までも真っ白く 夜を灯す 夜風冷たく 仄かに 心に吹き込み 無心の世界が広がり行く photo by 写真素材palala ☆ 現実が全て 夢の世界へと摩り替わる 逢魔が時の終わり行く刻 4/17

気持ちだけ攫われて 何処かへ持って行かれて 目に映る満開の桜は 枝など見えもしない程見事なのに photo by まるで 作り物のように ≡Maa's Little Room≡ 淡い色合いに見得て ☆ 近づくことさえも出来ない儘 4/14

ふと気付けば 道端には蒲公英 川沿いに菜の花 其処彼処に春の装い 霞んだ青空に photo by 写真素材palala 仄かに冷たく 温かい風 ☆ なのに 全てが 異次元の景色 4/14

耳を塞ぎ 目を閉じ 体を小さく蹲らせても 聴こえて来るもの 見えるもの 感じるものを 如何にする事が出来ると言うのでしょう

記憶を辿るまでも無く いつも 其れは直ぐそばに ただ 触れること叶わぬだけ photo by from celestial north ☆

見事なまでに 満開の雪柳 蕾さえも見ていないのに・・ 過ぎた時間の長さが 空しく重く圧し掛かり photo by 天の欠片 ☆ 見詰めること出来ず 何処とも知れず目を逸らす

降る雨を 濡れるることも出来ぬまま 眺むる景色は 電気灯らぬ 夜 近づく陰を 眺むるが如く

通り過ぎて欲しいと願う時は 終わりを告げることは無い 伏せる目の先に広がる暗闇 道一つ見える筈も無く 真黒の空 遠く浮かぶ木々の静けさ 深刻さだけを物語り photo by from celestial north ☆

終わり無き闇夜に夢を見る 淡く儚い夢を見る 限界なんて無い と 言い聞かせていた意思が 脆くも崩れ去ろうとする 弱い自分が鎌首擡げて 4/7

終わって欲しいと願う時に 終わりなど無く 終わらないで欲しいと願う時間は ほんの一瞬にして消え失せる 流した涙の量なんて関係無い 此れから先苦しむ人の想いだけが 今にも心臓は潰れそうなほどに 重く圧し掛かる それでも 諦めまいと 懸命に遣って来たの…

見据える先は 遙か遠く あの山なら越えれる あの谷なら飛び越せる 登れぬ山に道を作り 渡れぬ河に橋を作り photo by 見据える先は 心に描きし世界 ≡Maa's Little Room≡ ☆ 其の場所が存在する事を 信じて止まない 例え どれ程の月日が流れようとも 例え この…

体を駆け巡る血液が 冷たくなって行く 全身を駆け巡り 心臓へと 心臓で循環され 更に冷たく また 全身へと 全身の血が凍てつくなどと云う事が あるのでしょうか 身体の末端にまで行き渡っている 全てが凍結すれば 此の身も 小さき砂粒のように崩れ落ちて行く…

闇夜 吹き込む 夜風 冷たく 胸の奥 誰何言わずとも 見える世界の 如何に 虚しきかな 4/3

消せぬ想いを 何処へ遣るのでせう 濁流と化した河へ? 澄み渡った青空へ? 愚かなる問いには 愚かなる答えさえも無い 4/2