2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

私が私で居たいから 誰の笑顔も壊したくないから 私の持ち得る力で 叶えられるなら 幾許かでも 其の幾許かのものに 全生命を懸けても 後悔はしないでしょう 例え 心に血の雨が降ったとしても 悲劇のヒロインなんて演じたくない 自分でそんな世界に浸るなんて…

現実なんて関係なく 瞳の奥に浮かぶ 木漏れ日に 想いを委ねる 開く蕾に 散る花弁 何思うこと無く 何意図すること無く photo by berry^3 為すがまま 在るがまま ☆ 時流れし理由(わけ)を 知り得ているが故に 生受けし存在を 認めているが故に 終わらない夜が…

終わらない夜 消えていく日中 闇に喰われる夢 身の毛が弥立つ程の恐怖の中 白い空の夢を心に描こうと必死に踠く 10/30

胸を突き刺す想いは消えない 遮られた扉は開かない 冷たい硝子に手を当てて 向けられた視線は 扉の向こう側なのでしょうか 扉自体なのでしょうか photo by LOSTPIA 縛られた両手両足 ☆ 心の足で歩き 心の手で触れる 皮膚一枚隔てた 外と内 計れぬ均等に 微か…

大きく見えて小さく 小さく見えて大きく 瞳に写し取られる映像は 摩耶化しの遠近法 目に見えるものが photo by 写真素材palala 必ずしも ☆ 其の侭 真実ではなく 解り切った事を 何故か 人は忘れがち 10/26

眩さに反応を示さず 静けさを拠り所にして 見詰める先は 果ての果て 止まった時間の一齣一齣が スライドされて 途切れ途切れに 流されて行く photo by 切り取られた部分には ≡Maa's Little Room≡ 何があったのか など ☆ 考えることが無駄に思えるほどに 次か…

蒼き空はいつも其処に存在し 白き雲は静かなる時の流れ行くを伝え 風は草木を揺らし命の存在を伝えてくれる 瞬きほどの人の命 されど必要なる存在 全ての存在なくしては photo by 天の欠片 在り得ない 今 と云う刻 ☆ 10/25

限りない時の 限られた時間 過ぎた日々は 此処には無い 記憶という名で photo by berry^3 異空間で保管され ☆ 時間と共に 其処に繋がりし路は 細く そして 知らぬ間に 長くなっている いつまで その糸を 手繰り寄せられるのだろう ・・・ 静かに降り続ける雨…

眩い日差しが目に入る カーテン越しに揺れる木々の影 静寂さの中に カーテン越しに触れ来る風の 如何ほどに優しきかな photo by berry^3 尽くせぬ想い ☆ 風に乗せ 運ばせ 届け行く 青空 浮かぶ白き雲に 何時か 想い薄れし時に 雨に乗せ 我元に返し来るでしょ…

目にしなければ 記憶は 薄れ去るのでしょうか・・・ 記憶の一齣 目にした瞬間 心は奪われる 誘(いざな)われるは 遠き日々 photo by 込み上げし想いは ≡Maa's Little Room≡ 熱きもの 瞳に宿し 留まる ☆ 10/20

幼き頃の想い出は 消えることなく 色褪せることなく 鮮やかな儘に存在しているのに 目の前の出来事は まるで モノクロの映像 photo by 霞むことも無く ≡Maa's Little Room≡ ☆ 故に 鋭く 目に刺さるほどに眩しい 10/13

許せない と 思えることを ひとつひとつ 書き出してみる 自分の感情を浮き彫りにするために 何故なのかを photo by LOSTPIA ひとつひとつ 答えて行く ☆ 雑草に覆い隠された 深層部を引き出すために 10/13

残酷な現実に 言葉を失う 失うから 途絶えない言葉 私が黙ってしまったら あなたの瞳で留まった雫が 一筋の線を描きそうで・・・ そして それを あなたが望まないことを 知っているから 私の口からは 流暢に繰り出される言葉 10/6

その老女の瞳が 薄っすらと涙で滲んだ瞬間 その思いが 痛い程に伝わり来て・・ どうしてこうなったのか こんな筈じゃなかったの そう叫ぶ 言葉に出さない 出せない言葉が 胸締め付けるように響いて来ました 時の流れの中 この短き間に 夢も希望も奪って行く …

千波万波 その波と飛沫に 見詰める先 歪み揺れ翳み 夢を見ている 現実を知っている 知って尚 諦める事など 出来はしない 俯けたらいいのに photo by 天の欠片 ☆ 例え泣いたとて 零れる涙は雨と混じり 誰にも気付かれずに済むのに 10/5

夢見し時の儚さを 如何許りにも 知り得ようとも 夢見し心 ☆ 無くなりしことなく 10/4 photo by ≡Maa's Little Room≡

消えない空 幾億の夜が訪れても 無くならない光り 地球が消えても photo by berry^3 ☆ 10/1