2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

テレビから流れる画像 想い出された時 二度と返らぬ時 戻る事の無い自分 後悔は無い 後悔は無いけれど 淋しい想いは抑え切れない 切ない気持ちは抑え切れない 迷いは無いけれども 苦しく無い訳ではない 悩みはしないけれど 吹っ切ってしまった訳じゃない 愚…

泣いて泣いて 泣き疲れたから 笑う 笑って笑って 笑い疲れたから なお笑う 止まらない時間に 愛想を尽かしながら 動き続ける時間に 感謝しながら 5/30

笑って笑って 私は 私を卑下する 誰にも気付かれず 自分で自分を蔑視する 身体は疲れ切っているのに 笑い続けていた時の感情を 其の侭に 引き摺っている これでいいのだと このまま 貫き通すのだと 頭の奥の方で 声がする 5/30

成すべき事を成して 叶えたかったことを叶えて 費やした時間 無駄な時間を過ごしたように感じられる 私の中に 二人の私が存在する限り どの道を選ぼうとも 得るものがあり それらは 無駄な時間なのでしょう そして 最後に 私は後悔し 後悔しないのでしょう …

嫌で嫌で仕方が無い 辛くて辛くて仕方が無い でも 妙にさっぱりしていて 好きな時に笑っている 笑いたい時に笑っている 何年振りなんだろう なんて 思ってしまう こんなに自由な時間 このままでいられたら いいなぁ と ぼんやり思いながら それが 続かないこ…

白い雪は 降っていますか 今も何処かで 降っていますか 全てを埋め尽くしてくれる 雪は 殆ど見る事も無くなり 知らぬ間に春が来ている 白で全てを埋め尽くしてくれたらいいのに 全て全て 埋め尽くしてくれたらいいのに そのままの色で そのままの姿で 全てを…

心が揺れる 陽炎のように それを 私は弄ぶ 白い鈴蘭に心を染めて 淡いピンクの撫子に溜息を吐く 今の私は 菜の花畑に戻れない あの日差しを 寄せ付けさせない 暖かな暖かな日差しの中 無邪気に駆け回る私 今は それが 幻だった様にさえ思える 何時か 何時か …

流れ行く月日 短くもあり 長くもあり これまでの道程を 再認識する 叶ったもの 叶わなかったもの 得たもの 失ったもの 天秤に掛ける事など した事も無かった 今在る現実を 実直に受け止め 見なければならない 先を 見続ける事に努め 何時も自分に規制を掛け…

何故に こんなにも 私は 想い出の中に 生きているのでしょう 今のこの世界を 夢だと思いたいのでしょう 今のこの私を 嘘だと思いたいのでしょう 作って作って 創られた 自分に嫌気が差しているのでしょう こうするしかなかった 他に術はなかった 全てが致し…

好きな花は 沢山あって 其々に 其々の想いがあって 挫けそうになる時 呼び起こされるのは 撫子の花 幼き日 草原に見た 背の高い 撫子の花々 とてもとても細い茎なのに 激しい雨にも 強い風にも 折れなくて どんな雨にも耐えて 風に逆らわず 抗わず 子ども心…

泣きたくなったから 笑う 泣きたい位辛いから 何処へも行かない 嘘の笑顔なんて嫌いで 社交辞令さえも嫌いだから 何処へも行けない 何処へも行かない 5/4

終わりし時を胸に置き 二度と叶わぬ時への想い 飾りし花に馳せる 嫌と云うほど時は流れ 褪せぬ想いに戸惑いながら 想い出鮮やかな 花を飾り 瞳は その奥を見る 微かな微かな 私の我侭 5/4

笑っていますか? 貴方は 笑っていますか? どうぞ笑っていて下さい 今の私には それだけが望みなのです 5/2

笑って笑って 笑っていて欲しいから 人一倍笑って 笑わかせて そんな自分に疲れて 疲れて もう嫌になって それでも そんな自分を捨て切れなくて 知らず知らず 蹲っている私が居て 嫌悪感だけが 私を包む 5/2

何でも話せる 何も言わない 社交的で明るくて 創られた私は模範的 嘘が嫌いな私は 創られた私に 自分を持っていく そして 疲れて 誰知るとなく 唇噛み締める 夢ならいいのに 夢ならいいのに でも 生きている 5/2