好きな花は 沢山あって
其々に 其々の想いがあって
挫けそうになる時
呼び起こされるのは
撫子の花
幼き日 草原に見た
背の高い 撫子の花々
とてもとても細い茎なのに
激しい雨にも
強い風にも 折れなくて
どんな雨にも耐えて
風に逆らわず 抗わず
子ども心に
あんな風に 生きて行きたいと
そう 思った
忘れる得ぬ 想い
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