2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ゆるやかに流れる 静かなる一時を 傾く日差しを追いながら ぼんやりと過ごす 息つく暇もないほど photo by Rain Rain 慌しい日々が ☆ また 訪れる 繰り返される時の中 今 此の時の 過ぎ行く時間を 噛み締めるように 味わいたくて 心に風を 思いっ切り注ぎ込む…

浅き夢みし 最果てに 心寄り添う木々を見て 想いは 遠く彼方へ 馳せようとも 我元へ 戻り来るは 明らかなりて photo by 反れる事無く 続く道を ≡Maa's Little Room≡ ☆ 夢みし儘に 歩き行く 6/24

何故? と云う言葉を どれだけ繋げてみようとも 出る答えなどなく どれほどに 精神的衝撃を受けようとも photo by berry^3 ☆ 蹲っているよりも 問題解決の糸口を探す方を選んでいる それが 本来 望んでいるでいるのかどうかなど 全く関係ないところで 心は動…

薄暗闇 遠くに感じる電灯の 明かりは幽かに見えて 心細さげ 闇が襲って来る訳でもあるまいし 今にも消えてしまうかの 恐怖に震えるように photo by LOSTPIA 一箇所を照らし続ける ☆ 全てが裏腹 嘘と本当 全て真実 其の中に存在せしもの 偽りなく 6/24

見上げる空は蒼く 全てを嘲笑うが如くに 何処からか聞こえる 名も知らぬ 鳥の声 空の広さを物語る 小さき人間が 小さき事で 右往左往する滑稽さ 伝え来る風の 来る先も 行く先も 知らぬれど その存在だけは 明らかなりて それでも 揺れる 言葉にならぬ 心の襞…

眠ってしまえ 闇の空 遠き彼方に聞こえし声は 泡沫為りし 夢か幻 消え行くものを 追える筈もなくば 捉まえることなど叶おう筈もなく 何時かは覚める夢 終わること必須なれば 物語途中にて 途切れることも 消え 忘るることも有りて 至極当然の 自然の営みは …

夢と幻 其の狭間で 目にするものは 現実 事実 夢現 先行く影を 追い掛け追い越し けれど 踏めぬもどかしさ 隔靴掻痒 止め処無く溢るるは 心底に沈殿し 濁りか 想いか 歪む悲愁 日を見ぬ向日葵 八千草 藪畳 繁茂に佇み 風運びし 日の香り浴びる 遠き日の陽炎 …

時の流れを確認し 知る 当たり前のように時間は流れている 何事も無いように・・・ それでも そこには確かに 目には見得て仕舞えない 現実が存在している photo by berry^3 ☆ 凍った血は 解けてはいない 其の中で 何を見出すのか 怒れない私が居る 贖えない …

心の中で零れる涙を 手で掬う 揺るがない意志 揺るぎを帯びた想い 漂うては風に流される 虫の音も聞こえない 風の音も聞こえない 作られし機会音だけが photo by LOSTPIA 私の周りに蔓延る ☆ 相反するものを受け入れ 其れらに身を包む 自分で選び自分で決め…

白みを帯びた外界の先 予感させる空を見つめながら その時を ただ待てり 草木の揺れは その時が来るを予測させ たおやかに語り掛ける 最初の一滴を 目にすれば 其の侭 心は解き放たれる 深い緑へと変わり行く 木々生い茂りし 山の向こうへと 無き影の代わり…

終わらない時の中 壱つの終わりは告げられる 鳴った電話は 其れを思い知らせる その為だけのもの 全てが走馬灯のように過ぎって行く 返らない歳月 其の日々 押し寄せる想いは 溢れかえり 其れらを必死で 押さえ込む 浮かび上がらないように 溢れ出て仕舞わな…

夢を鏤められた宝石箱 愛しく見つめ 両手で触れる 指の隙間から ポロポロ落ちる その輝きに 魅入られて 敢えて 指の隙間を開ける photo by LOSTPIA 掬い取りたいのか ☆ 掴みたいのか そんなことなど如何でもいいような そんな気持ちで ただ その美しさに 目…

夜迷い草を何処で手に入れた 摘んじゃいけないって知らなかったの? 見つけちゃいけないって知らなかったの? 探しに行ったの? 目に留まったの? 手にしてしまったのなら仕方が無いよね 胸ポケットに仕舞い込んで 仕舞い込んだ事自体を忘れてしまいなさい …

静かに降り続ける雨 壱つの季節 過ぎ去りしこと 曇った空が 思い然らしめる 薄暗く 色付けされ 斜線の入った 景色 直視できずに 落とす視線 − その先に存在した もう壱つの景色 − 目に映りし その雫 空から 地上へと落ち行く その 瞬間 其処に辿り着くまでに…

語れずの言葉が 何なのか 何を意味するのか 誰わかろう筈もなく わかって欲しいと願うことも無く 寧ろ 誰も何も知らずに居て欲しいと photo by 写真素材palala 願っている自分がいる ☆ 声に出せない言葉は 雪のように 心の中に降り続き 積もっていく …

押し込めていた感情は 些細なことを引き金に 一気に溢れ出す 安堵感が教える 抱えていた不安と恐怖 それまで その感情の存在など 気付きもしなかった 自分で自分を欺き通していた 其の事実を思い知らされた その瞬間 全身の血が凍りついた 6/9

幾多もの想い 絡み付く中で 小さく 語り掛ける そよ吹く風 如何なる時も photo by 空は存在し ≡Maa's Little Room≡ ☆ 優しい風は 止むこと無く 優しき人の 心音を 伝え来てくれる 6/8

濾過された空気しか吸わないで 生きて行けるのだろうか 澱んだ空気の中に居て 感性は変わらないのだろうか 無用な問いは 哀しき想いの現われ 承知の上で 問い掛ける 心底に 堆積した 泥状物質の沈殿物 混濁し共に沈めた 想いを引き出す為に 6/7

霧靄の中 全てが霞む 目に映りしは ぼやけて 曖昧模糊なる世界 霧靄の中 姿を潜める 息さえも 殺すように身を屈め 顔だけは前を向き この霧が 貴方の涙では ないのだろうかと 不安で 胸を詰まらせながら 6/7

自分の行き方は自分で決める 運命なんかに踊らされたくないから 頑ななまでに 其の想いを貫く したくても出来なかった 悔しきまでの想い ただ 人の涙を目にすることしか出来なかった 子ども心にも 自分自身への口惜しさ photo by 天の欠片 ☆ その頃のように …

波の形が違えども 繰り返されることに違いなく 終わりを求めることなど不可能で 出来得るのは その光景を 目にしないことぐらい そんな photo by berry^3 自分でなくなりそうな自分を ☆ 繋ぎ止めようと 必死で自分の心を弄る 氾濫した波は 全身に覆い被さり …

淑やかに降る雨に 映し出される光景 そこはかとなく 淡く切ない 心の断片たち 想いの欠片 浸る時間など無いことを承知していても ほんの少しの短き時間 photo by 篁 ☆ 我が心の中に潜りて 帰らぬ時に身を置く 6/3

生きている意味は と 誰かが言った 其処に存在している それが 存在理由 と 答えた 意味は と 尚も聞かれた photo by berry^3 ☆ 其れを探す為に 生きているのよ と 答えた 生まれた時から 其れは 私たちに科せられているのよ と 6/2

出なかった涙 何故 今頃・・・ 終わったのだ 本当に終わったのだ なが過ぎた歳月 待っていた電話 終わりを告げる電話 悲しみも何も 心には浮かばなかった それなのに 今頃になって 何故 ・・・ 全てが夢であってくれたなら と 何度思ったことでしょう 目が覚…