2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

星壱つ見えない 闇空でも 静かに 時は流れている 全身を流るる ざわめき 圧縮された心臓の痛みだけが 時を遡らせる photo by from celestial north ☆ 終止符が打たれない 出来事に 溜息さえも 小さく 静かに零れる 見た筈の雪は 夢だったのかも知れない 想い…

私が私でいる事に没頭し 私が私でいる事を願い続けた 諦めたくもなく 夢を 夢だけに 終わらせたくもなく 伝う滴を 地上へと還し photo by 天の欠片 滴の痕を 風が空気へと還す ☆ 見上げた空は青く その青い筈の空で 月の光が輝いているのです 3/31

砂粒の様に混ざり合った 無数の想いを 篩いに掛け 自分自身が忌み嫌うものだけを ひとつひとつ手に取りて もう一つの手に移し変えて行く photo by c16 さま 消えはしない 無くなりはしない ☆ 醜き部分を それでも 押し潰したくて 3/31

見えない石を拾う 見たく無いから拾う 拾った石を投付ける 壊してしまいたいから投付ける 何を壊したいのか photo by 写真素材palala 投げた先なのか ☆ 見えない石なのか 其れさえも明確とはさせない 意志の中で 3/31

今を大事にし 今に溺れる 見得ぬ訳ではない歩く先 それでもいいと 小さく呟く photo by Space 5 今を生きられないのであれば ☆ 明日を生きられる筈もなく 3/30

夢みじと 思い日は 余りにも遙か遠けき日 幼心に誓った決意 それもまた消えし 襲い掛かる悲しみに 突き動かされるように 只管に前を見る photo by from celestial north 気付けば ☆ 見ているのは いつも蒼い空 遙か遠く 手の届かぬ空ばかり 3/30

瞳を瞑れば 一面に広がる闇 果てし無く 延々と 終わる事も止まる事も無く 消え去らぬ儘に 終わりの時告げる鐘の音聞こえる 全てが嘘と 誰かに言って欲しくて・・ 3/27

追い求めるものは 何故に 之ほど遠い 追い求めるものに 何故に 此れほどに焦がれる 草叢の影 隠れて photo by Space 5 出て来たくなんて無かったのに ☆ 何時しか 只管に 陽の光見詰めている 熱き想い湧き起こる それに 理屈なんて 要らなくて 幾度 闇へと突…

柔らかく温かい優しき想い 拾い集めた 見えなくなっていた想い 拾い集めた 余りに嬉しくて 綿毛のように飛ばして 頭の上から浴びる 3/21

追い掛けし影 失くなりし時 消え得ぬ時 流れし星の先には 輝く星 数多 なれど どの星も 其の星為り得ず photo by from celestial north 消え去りしもの ☆ 追い掛けること叶わず 無数の想い 舞い吹雪く 心安らぐ 一時 感謝の言葉 胸に熱くする 3/21

其の場限りの繕いや欺き 許す妥協を 認めること出来ず 年と云う月日を費やして せずともいい想いの中に身を置き されど それでも photo by LOSTPIA 其の場限りの繕いや欺き ☆ 許す妥協を 認めることなど出来もせず 3/20

嘘吐き 嘘吐き 小鳥の囀り 無視をする ゆるやかに ゆるやかに 風のざわめき 窓を閉め切る photo by ≡Maa's Little Room≡ 終わらない夜 ☆ 静かなる時 全ては消え去らない 3/20

歩くと決めた道は 遠き記憶の中 今尚 色褪せぬまま 3/18 photo by from celestial north ☆

空が余りに綺麗だから 思わず手を伸ばす 何かを掴みたい訳でも無く 何かを掴もうとしている訳でも無く ただ 自然と手が伸びる 空が余りに広いから 飛んで行けそうな気がする photo by 天の欠片 ☆ 体は 空を舞ってはくれないから 心飛び立たせ 思いっ切り 空…

恐怖残る 手の感触 消え去らずとも 胸の内 湧き起こる 想い 枯れる こと 無き ようで 知らず 知らずに photo by 写真素材palala 見詰める 空 ☆ 3/16

全てがまるで夢のよう まるで何も無かったかのようで 笑顔で居るのに 笑っていない自分に気付き 全てが現実だったのだと 思い知らされ 気付いた瞬間 photo by 天の欠片 零れそうになる涙を ☆ 半意識的に 笑顔で消し去り 自分の心 欺き 誤魔化している 痛む心…

途切れ途切れの意識を 如何にか持たせ 24時間起きていられたら・・ などと 思ってみたりして photo by 天の欠片 朝陽 昇ること信じ ☆ 待つ木 羨ましく 人である我が身が 恨めしく 3/15

自分に指令を出し 自分を操り 覆う虚しさ 見事ですか? 凄いですか? photo by 写真素材palala ・・ 何がですか・・? ☆ 心の闇許さず 日の光浴びようともがく姿 それ以外の何物でも無く 泣く事も許さず 怒る事も許さず 己に掛けた規制は 自らの首を絞…

雪降るも気付かず 締め切ったカーテンの部屋 限界 と云う言葉 頭を過ぎりながらも 認めようとはせず 用に駆られて 出る表 浴びる吹雪 春想わせながらも 切なく冷たく 3/14

降り続けばいいと思う雨は 何故 止むのだろうか 晴れて欲しいと思うのに 何故 雨雲が覆うのだろうか 如何様にも成らないのが自然であり photo by 故に ≡Maa's Little Room≡ 如何様にもしてはならないのでしょう ☆ 3/12

終わらない 終わらせてはいけない 募る思い 後 どれくらい・・ photo by c16 さま 何れ訪れる 其の時よりも ☆ 其れまでの月日 期限が わからぬことが 遥かに恐怖心を煽る 此の道歩む 其の決意 揺れること無き故に 尚更に 口元震える 3/12

崩れ落ち行ものを 如何にすれば 食い止められるのだろう と 途方に暮れる 道標どころか photo by c16 さま 道さえも無く ☆ 月も星も 雲の後ろに隠れ 出て来ようともしない 消え行く気力を 如何に保とうかと 思案する 3/12

一夜にして変わりし世界 湖に降る雨の如し 音も無く 円を描いては消え 湖面に映りし景色 古色の如き色合いにて photo by Space 5 揺らぎ 消え ☆ 湖底の映像 と 錯覚を起こしそう 3/9

決めた覚悟が揺れる 不安と恐怖は 悲しみへ としか 繋がり行かず 出口の無い迷路は 何処ぞ を 打ち抜き photo by LOSTPIA 無理矢理にでも ☆ 抉じ開けるしかなく 否 遅かれ早かれ 外から 抉じ開けられる であろうことは 少なからずとも 我知り得る こと 故に …

雪は何れ融ける 知っているのに 知っている筈なのに 暖かき風流れ来ても 春の香り漂いても 心 積雪の中に埋もれしまま photo by 天の欠片 ☆ 日の光 見えていると云うのに 眩き光 飛び込んで来るのに 白色しか持たなかった雪は 水に為り掛けた透明色のまま 凍…

泣き叫びたいほどの 気持ち 閉じ込めている自分に気付き 微かに漏れる溜息 気持ち 欺くのに慣れてしまって 小さき笑み零れる 影踏まれ 引き止める幻影 其の侭に 止まることなど出来もせず 3/3 photo by from celestial north ☆