c16 さま

   砂粒の様に混ざり合った 無数の想いを
   篩いに掛け
 
   自分自身が忌み嫌うものだけを 
   ひとつひとつ手に取りて
   もう一つの手に移し変えて行く
 
                                   photo by c16 さま
   消えはしない 無くなりはしない                       
   醜き部分を
   それでも 押し潰したくて
 
 
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