2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

抗うでもなく 吹く風に 吹かれるままに 靡き 折れそうで折れない 細い茎 腰丈程の 広闊なる草原 一面の緑 点在する薄桃色 photo by 天の欠片 あの花は もう咲いているでしょうか ☆ そうありたくて 何時も胸に秘め 真冬でも 雪の中にその影を見ていました 憧…

見えない世界を 流離う 漂うように 彷徨うように 流離う 心は自由 縛ることなど出来はしない 7/30

見得ぬほど遥かに存在せし 白き空を彼方に見 馳せるは 我が想い 何色にも変われし 何色にも染まらず 静かに流れし時の存在を photo by berry^3 心にて受け止めたい ☆ 淡く 小さき願い 7/30

古(いにしえ)より来し想い 闇に閉ざされること無く 心の片隅にて 小さくとも仄かに燈り続けて 其れは 微かなる願いとして 終わり無く呟かれる photo by LOSTPIA ☆ 心揺らがす 断片的に吹く 胸痛む風は その灯り確かめる為の 優しき使い 7/29

好きで嫌い 嫌いで好き 相容れないものが 隣同士 胸の奥に ちょこんと 腰掛けている 仲良く ちょこんと 7/29

あの空は もう此処には存在しない 此れほどまで 鮮やかに 胸に映し出されるのに 見える青空に 駆け巡る言葉 photo by 天の欠片 消え去ったものは ☆ 取り戻せる筈も無く 無駄な問いだけが空(くう)を舞う 心底の想い 霞むことなき儘に 7/28

考え倦ねて 夜が明けて 微かな頭痛に 反する日差し 心が壊れて行きそうだ と 青空に無言で叫んでいる 如何しても 責め切れない 堂々巡りの問いに出される答え photo by 天の欠片 ☆ 弱くて何が悪いのだろう 弱さからしてしまったことを 如何して責められるの…

怒りは束の間 消残る深い哀しみ 襲い来る虚無感を 払拭など出来ず 見えない水中に身を沈める 誰も居ない 何も無い 湖底のような静けさ 言葉は消え去り 残骸となった心が ゆったりと浮遊し続ける 7/26

如何すべきか 自分が出した 其の指示通りに動く 笑顔を崩さず 涙が出そうになる 出そうになる毎に photo by 飲み込み ≡Maa's Little Room≡ 胸の奥へと流し込む ☆ 笑った分だけ 溜め込まれた涙は 濁流にもならず 清流でもなく 堰を切り 全身を駆け巡る 7/22

何を望み 何を願いますか 本当に欲していますか 心の底から手を伸ばし 何かを叫んでいますか 誰にも平等に流れている筈の時間は とても不平等で それにさえも気付いていないのではないですか 許される時 許されない時 その心に留めしものを 解き放てますか …

変わり行く時は哀しく 心に釘を差し込んでいく 時の流れと共に 深く深く・・・ 「もう なにもいらない」 と 貴方が呟いたから 「私の心を半分あげる」 photo by berry^3 と言ったのです ☆ 掬っても掌から零れる 貴方の心を どうする事も出来なかったから そ…

明けない夜を待ち望み いったい何を得られたのでしょう 眠るはずの夜に静かに佇み 何を感じられたのでしょう この時が 終わりで この時が 始まり photo by ≡Maa's Little Room≡ 全てが この一瞬一瞬にある ☆ それだけは 知り得たのでしょう 7/17

夢は幻 終わり無く降り注ぐ 想いは無限 何一つ消えること無く 愛は永遠 心から湧き起こる 7/14

消えぬまどろみ 消せぬ悔しさ 許せない という想い 許されない という感情 全てを 闇へと葬るべく 心で心を消そうとする 嫌いな自分を消そうとする 憤りは雨雲のようには綺麗ではなく 怒りは氾濫した河ほどに穏やかではない 7/12

幾多もの想い 混沌とした中で交じり合う 見出さなければならない答え 見出せるはずも無い答え その狭間で揺れ動く photo by LOSTPIA 追い求めたい想い ☆ それは 遥かなる宇宙の果てのように遠く 見えない その存在さえ 確かめること叶わず 見える世界 自然の…

眩暈を覚えそうな時ほど 笑っているしかない 何が出来るのか 何も出来はしない 現時点に置いて photo by 天の欠片 係わるのがいいのか ☆ 係わらないのがいいのか それさえも見当がつかない なんと 愚かで哀れなことか 積み重ねてきたものが 崩れ落ちる時 自…

腕に抱え込んだものを ひとつひとつ目の前に並べてみる その途中で 胸の痛みを覚える 非現実な空間を漂う その途中で現実の波に襲われる 限界なんて無い 頭の中で聞こえる声が 虚しく 心で消える 思わず込み上げて来た涙 ドアを閉める直前まで ・・ 笑ってい…

過去と未来を繋ぐ 一本の道 後ろを振り向き歩けば 其の場所へと 辿り着ける筈なのに 哀しきかな 振り返ること許されじ 想いだけを後ろへと飛ばせる 見えるは 幻のように儚い色の光景 掴むことも 触ることも叶わず photo by 天の欠片 滲む瞳で周りを見つめ続…

追えば追うほど 遠のく空 追いかけても追いかけても 目に映る あの地平線に辿り付くことは無い わかっていて photo by 追い続ける ≡Maa's Little Room≡ ☆ 辿り付くことを絶対としている訳ではなく どれほどの現実を突きつけられても 諦めると云うことをした…

雨が心地良い 静かに静かに 全てを包み込み 全てを洗い流すようで 草木がより一層 その色合いを醸し出している様で 色んな事が在る 色んな事が起きる でも 自然の中に置いて 一雨降れば まるで何も無かったかのように 本来の色に変わり行く 雨によって 散る…