腕に抱え込んだものを
  ひとつひとつ目の前に並べてみる
  その途中で 胸の痛みを覚える
 
  非現実な空間を漂う
  その途中で現実の波に襲われる
 
 
  限界なんて無い
  頭の中で聞こえる声が
  虚しく  心で消える

 
 
 

 
                 思わず込み上げて来た涙
                 ドアを閉める直前まで
                 ・・ 笑っていたのに
 
                 零れそうになった
                 直前で押し留める
                 と同時に
                 思い知る 心の内
 
 
                 閉じ込めた想いが
                 多ければ多いほど
                 重ければ重いほど
                 ふとしたことで
                 その感情は 蓋を抉じ上げ
                 ほんの小さな隙間をついて
                 溢れ出さんとする
 

 
 
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