篁 さま

眩暈を覚えそうな時ほど
笑っているしかない
 
何が出来るのか
何も出来はしない
現時点に置いて
 
                                    photo by 天の欠片
係わるのがいいのか                                 
係わらないのがいいのか
それさえも見当がつかない
 
なんと 愚かで哀れなことか
 
 
積み重ねてきたものが
崩れ落ちる時
自ら壊す時
 
その心情たるや 言葉になど尽くせず
 
 
 
 

 
           違う空気 違う空間
           エアコンの音だけが静かな中で響いていた
 
           何故こんなことに
           知っている答えを叩き壊す
 
 
           わかっていたこと
           わかっていて そうせざる得なかったこと
 
           全てわかっていても
           この虚しさを消せはしない
 

                                            7/8