2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

要るもの要らないもの 決め付けて 知らない振りして 時を遣り過ごす 如何にでもなると 如何にかなると 事実を認めながらも 全てを瞳の奥に閉じ込めて photo by 雨音 ☆ 笑えない現実だけを 又越して 4/30

見事なまでの白き 雪柳 咲き始めたばかりの様な 気持ちになっていて まだまだ咲いていてくれると思い込んでいて 触れる事さえも無いままに ふと気付けば 新緑の中に 点在しているかのように白い模様 それだけの時間が過ぎたのだと もう そんな時期だったのだ…

静かなる静かなる 夜空を見遣る 星一つ瞬かない空を 地上の明かりが照らしている 誰が何を望み 此の地上を創ったのか 此の宇宙を創ったのか 私達が知り得る知識以外の世界が 何処かに存在しているのか 何故此処に生を受けし者が居るのか 何故全てのものが生…

夢を見ているのか 夢の中を彷徨っているのか 前を見ているつもりなのに 心は過ぎし日の中を浮遊し 囁かれるように聞こえる音色は 幾多もの色を持ち 如何なる色も持ちはしない photo by LOSTPIA ☆ 笑い声も 満天の笑顔も 静寂なる涙も 嗚咽も 全てが過去の事…

胸に秘めし想い 何処にやらむ 空彼方見上げしも 見えぬものは在りて 静かに語り掛けてくれる精霊達の 声はいつも心に静かに入って来る 消えし言葉達は 言霊となりて photo by maa* 心の淵の片隅に留まり ☆ 一部 空を目指し放たれた やわらかき風が 全身を覆…

いつから 絶えず空を見るようになったのだろう いつから 敢えて空を見ないようになったのだろう 変わらない時間 変わらない空間 終わり来る刻 消え行く世界 photo by maa* ☆ 其れらの狭間で 現実は 切り取られて 私の中 様々な色彩を編込み 抱き締めて離さな…

青き空見れば 何変わるともなく 流る時間 思い起こしたく などない 刻 ばかりが 浮かび上がる 青き空 流る白い雲を 背景に 感情 無きままに どれほどの現実が 現実と言えるのだろう 其処に含まれた真実は どれくらい在るのだろう 積み重ねられた出来事は 空…

夢見て夢追いて 綴りし言葉は嘘誠 迷わぬ人も居なければ 迷い無き世界も無く 故に 私は 空をみる 4/21

目の前の 行き止まり よりも 其の向こう側に 目が行く 其処に見えるのは photo by berry^3 此れまでの道なのか ☆ 此れから先なのか 混濁としたまま ・・・・・・・・ どちらにしても同じ その事に 変わりは無い 目の前の行き止まりが 示す通りに 4/20

諦めた 諦めた 諦めた 何度断念し 何度奮い立ち 幾度踏み付けられ 幾度立ち上がったことでしょう ・・・ 最初の電話の時 現実の世界から弾き出された 最初の宣告を受けた時 時間が止まった そこから始まった 終わらない道 止まれない道 休憩さえも許さない道…

心中奥深く いつも どんな時でも 咲き続ける 想いを香らせる 小さな花弁 特別なことを望む訳でもなく photo by maa* 特別でありたい訳でもなく ☆ 誰に気付かれるとも無く 短き時の中 静かに 咲き続けていたいだけ そんな 仄かな想い 4/17

その直ぐ先は 行き止まり 横道さえも無い 見える灯りは 何時 ブレーカーごと 落ちるとも知れない 危うさの中 photo by LOSTPIA ☆ それでも 此処を 歩かなければ ならないのだろうか 選択の余地など無く ・・・・・ 4/16

還らない時は 切な過ぎて 流れない涙は 心の中で溢れる photo by maa* ☆ 何時か目にした 映像を映し出しながら 4/15

思いっ切り駆け下りたい 今まで費やした時間を 取り戻すように 出来ぬことと知りつつも photo by berry^3 如何にもならない ☆ そのことから 逃げ出したくて 其れは 憧れと共に襲い来る想い 4/14

カーテン越し 微かに透けて 見ゆる 揺れる木々 優しく吹く風を 瞳に映す photo by 雨音 やわらかい日差し ☆ 微睡む空気 現実を 夢の世界へと 摩り替える 4/13

静かに降る雨は 静か故に 心の中にまで降り注ぐ まるで 自然と同化せし この感覚 夢なら覚めずにと photo by maa* 心が呟き ☆ その声で 引き離されし 此の身体 流るるは我想い 雨になれなかった 我心 4/12

友人からの電話 話の終わりに 何気なく聞かれた近状 電話口の向こう 泣き声は聞こえなくても 泣いているのがわかった photo by LOSTPIA 「奇跡は 起きるもんじゃないんだよ。 ☆ 起こすもんなのよ。 私だったら、出来そうでしょ?ww」 笑いながら そう話す…

其処に人影はない それは 其の 時 には もう二度と 戻れないのだ と云うことを 告げている photo by berry^3 時の終わりの訪れ ☆ 其のことは 雨の様に 全身に降り注ぎ 心の奥底まで 沁み込んでくる 4/10

其れは 確かに 存在している 長い年月を経て 幾多の時を乗り越えて 何も無かったかのように photo by maa* ☆ 眩い日差しを受けながら 4/9

そうありたいと いつも そうありたいと ひたすらに 唯 其れだけ 誰に何言う訳でもなく 何訴える訳でもなく photo by maa* ☆ 其の想いだけは胸に 静かに 空を 見続けて 3/8

白き世界 白き空間 何処までも何処までも 果てしなく感じる 白の空間 無機質さを漂わせながら 吸い込まれるようで 弾き出されるようで photo by LOSTPIA 近い未来 見える世界 ☆ 物憂げな心 眩い日差し放つ世界は 遠近法を過度に働かせ 視界の外 奥へ奥へと …

何故 何故 何故 胸の奥から沸き起こり 終わりなく 繰り返される問い 答えなど出ない photo by LOSTPIA ☆ ひとつ ひとつ の問いに 明確に出される答え 答えであって 答えにならない答え 何故 そうなったのか 何故 そんなことが起きたのか 出される答え 出して…

水面に落ちる 滴 ひとつ 静かに輪が広がる 時間は ゆるやかに流れて ゆっくりと ゆっくりと 輪が広がって仕舞わない内に もう ひと滴 輪が 輪を 消して行く photo by LOSTPIA そして もう ひと滴 ・・・ ☆ 4/4

白い色を夢み 黒い地に住む 幾多の色に触れ 感じ 通り抜け そのオーロラの中を泳ぐように 全身に纏い 染め上げ それでも photo by 雨音 色褪せず 白と黒は 鮮明に存在し続ける ☆ 柔らかなる光沢の闇色に心置き 尚も見上げる白い空 4/3

自分の弱さ 至らなさ それらは どんな理由も 免罪符とは為り得ず 峻烈に自分を責め立てる この腕で掴もうとしているものは 余りにも多過ぎて 掴み切れる筈もなく 何故に などと わかっている答えを 問おうとする そんな 愚かさに苛まれる 恐怖はいつも其処に…

知らされた事実は これからの歳月を 目の前に突き付ける それは 費やした時間と共に 胸の中を駆け巡る photo by 雨音 ☆ 4/1