諦めた 諦めた 諦めた
 
何度断念し 何度奮い立ち
幾度踏み付けられ
幾度立ち上がったことでしょう ・・・ 
 
 
 最初の電話の時
 現実の世界から弾き出された
 最初の宣告を受けた時
 時間が止まった
 
 
そこから始まった 終わらない道
止まれない道
 
  休憩さえも許さない道
 
 
 
でも
全てが終わる ・・・・
 
それしか 道がなくなってしまったから
 
 
 
 

 
    此処まで来て 尚も
    諦めたく無い と云う想いは
    全身を締めつけます
 
 
    胸を抉って なおも
    襲い来る 現実と云う名の矢
 
    現実とは
    非常なものと云う事を認知していても
 
    それでも
    感情はそう簡単には
    静まってはくれない
 
 
    それでも ・・・・
    断念せざる得ない現実
    それは 目の前に歴然と存在しているのです
 

 
 
 
                           混沌としたままに
                           掛けた電話
 
                            ・・・・
 
                           此処から また 始まる路 ・・・・・

 
 
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