自由にならない この時間は
とても自由で
 
出来ない事は 山のよう
出来る事は 沢山
 
やりたい事は出来なくて
 
その中で やりたい事をやっている
 
 
時も 気持も 在って無し
 
 

 
 
          世界は大きく変わり行く
          私の時間も 時を刻み
          一時 一時 過ぎて行く
 
          想いは 馳せる
          先の先の 時へ
 
 
          其れまでの時を 静かに静かに 過ごす
 
 

 
 
風に吹かれ 風を感じ
それでも
制限されし 行動範囲が
少し 恨めしく
 
感謝の気持ちと 哀しき気持ち
入り交ざって
 
心は 空の彼方
 
 

 
 
                 木々のざわめき 掻き消す
                 工事の音 車の音
 
                 心を半分 失くし掛ける
 
 

 
 
時に翻弄されし人々は
それでも 懸命に生きるを望み
 
故に 苦しむ
 
為せぬ事を 為したいと願い
容易に行えぬが故に 愚かに苦しむ
 
泣いても 笑っても 変わらぬ現実ならば
笑って居よう
笑って変えて見せよう
 
 

 
 
              何故 何故 何故
              問い詰めてみたところで 何となる
 
              どうして どうして どうして
              問うてみたところで 意味も無く
 
              ならば
              これから先を ただ 見ていよう
              只管 見て居よう
 
 

 
 
  木々の合間に見える枯木
  何れ 葉を付けるのでしょう
 
  時とは いつも優しきものなりて
 
 
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