夢見し後の儚さは
  夕立の後
  残り香は
  幾許かの虚しさと
  切なさを胸に抱かせ
  より青き空を
  目の前に突き付ける
 
 
 
  無風の場所など
  極僅かなる範囲
  立ち居る場所にて
  一瞬のもの
 
 
 
  流れ行く星
  追うこと叶わず
  されど
  闇照らす
  小さき星の壱つ
  其の存在 消えること無く
 
 
                                            8/11