夢見し後の儚さは
夕立の後
残り香は
幾許かの虚しさと
切なさを胸に抱かせ
より青き空を
目の前に突き付ける
無風の場所など
極僅かなる範囲
立ち居る場所にて
一瞬のもの
流れ行く星
追うこと叶わず
されど
闇照らす
小さき星の壱つ
其の存在 消えること無く
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