夢みて 夢探して 夢追い掛けて
   突き落とされる谷底は
   いつも突然で  予期していたことで
 
   それでも
   攀じ登ればいいと
   落ちたショックよりも
   それから先の 生き方を見詰め
   只管に 登れる場所を探す
 
   上から落とされる岩を
   苦しいと思うよりも
   落としている影に
   心は 哀しく翻弄される
 
 
   愚か為るは我が身なり
   と 虚無が襲い
   全ては運命(さだめ)
   と 無我の極地を見極めようと試み
   それでも 諦めたくは無い
   と 心が叫ぶ
 
 
 
       鳴く鳥 羨ましく
       誤魔化しながらでも
       鳴きながら 泣く事が出来るのではないかと・・
 
        ・・ 愚かなる戯言溢しつつ ・・・
 
 
 
   見えない最果ての地
   路翳みても
 
   それでも 歩くしかない と
   諦めを覆い隠す 確固たる意思
 
 
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