2006-06-08 ■ 絶望と云う名の淵 覗き込む 底見えぬ 暗き空間には 白き花壱つ 浮かび上がらず 想い描く 吸い込まれそうなまでの 青い空 流れる行く 白い雲 頬撫でる風に 視線を落とせば 靡く 名も知らぬ草花の群れ 抱き締めても 抱き締めても 風は通り抜けるだけ 6/13