夏の終わり告げる暑い日差し
最後とばかりに虫の鳴声響き
何も成し得なかった時が
胸に刻み込まれる
 
 
壱つが終わり 新たな壱つが持ち上がり
繰り返されるは万象の理
其れに翻弄されるも人たる所以
 
 
                                           8/29