2006-10-01 ■ 肌寒い空気 頬を撫で 金木犀の香り 身を包む 何処かに隠れた月が 微笑み掛けるから 地面に向けて 笑みで返す 冷たさ暖かさ 入り混じった風が 髪の隙間を抜け 果て無く 透き通った虫の声 闇の中にても 止むことは無く 10/12