Harumi さま

何も見えなければいいのに
何も知らなければ
様々な想いに 迷わされる事も無い
 
知った分だけ 自分を隠し
知った分だけ 心を削ぎ落とす
                                   photo by Space 5
嫌と云うほど 見た世界は                              
観覧車の様に 元の場所へと戻ってくる
 
 
終わらせたい と思いながら
スイッチを切る事など出来ず
見送り また戻って来る時が分かっていて
胸を押さえ 其の時待つ事しか出来ず
 
 
詰る事が出来るなら
泣き叫ぶ事が出来るなら
 
事は 終わりを告げる事が出来るのでしょうか
 
 
時の中で弄ばれるように
愚問に苦笑しながら 己を嘲笑う
 
 
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