舞う雪は 幻想
降っていたかと思うと
数分後には
その跡形さえも残ってはいない
 
冷たく暖かく
肌に沁みる冷たい風と
厚い雲から伝わり来る
強い陽の弱き日差し
 
目に映りしは 白と黒の街
けれど 枯れ木さえも
柔らかく 微笑みかけているよう
 
 
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