自分の気持ちを持て余し
如何することも出来なくて
何も 言葉に出来なくなりました
 
これではいけないと
思う侭に綴ってみようと思いました
 
けれど
 
私は
私の周りを囲んだ壁を
打破してしまう事は出来ませんでした
 
壊しても壊しても
新たなる壁が 其処に存在して
 
 
ふと気付けば
確かに 或る意味 素直ではあるけれども
愚かな言葉達を 連ねていました
 
これでも
言葉にすることで
随分と和らいでいるのだと言ったら
あなたは 驚かれるでしょうか
 
どんどん 嫌いな自分になって行き
其処に 引き摺り込む現実に
別れさえ 告げたい気分でいるのです
 
 
もう 一度 あの言葉を言わせて下さい
 
 
 
昨日見えなかったものが、今日見えたりして。
今日見えなかったものが、明日見えたりして。
明日見えなかったものは・・・
きっと、いつか見えるのでしょう。
 
優しき風は何時も其処に
きっと、貴方の周りに吹いている。
貴方を包む空気は、優しき色に染まっている。
 
 
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