2008-01-01から1年間の記事一覧

単純だな・・ と思う 何てことは 無いことが ただ 嬉しい ほんの数十秒の事が ただただ 嬉しい 馬鹿だな と言われても これが 私なんだと思う 5/29

咲き乱れた菜の花の 黄色が優しい 曇った空の下でも 太陽の日差しを 浴びているかの如くに 眩くて 疲れ切った身体の奥 何かが 解けていく様な感覚 思わず笑みが零れる 4/10

ふと気付く 積もり積もった憤り 押さえ込んで押さえ込んで 捌け口を持たせなかった私 誰も責めたくなくて 誰も傷つけたくなくて それが 例え罪を犯した人であっても そんな弱さが齎した結果 その裏で 罪も無い人達が 傷つき その傷が 深くなって行くだけの結…

終わり無き時間は残酷 同じ思いを 何度も何度でも 強制的に起こさせる 何処かで 終止符を打ちたいと思いながら 許されること無く 繰り返される 消えること無き葛藤は 決まった終着点に行き着く 何時も 何時でも けれど その間の葛藤の苦しみは 軽減されるこ…

流れ過ぎた時間が 切なくさせる 何ら後悔も悔いも無いけれど なのに何故 切なさを感じてしまうのでしょう 終わり無き時の中 小さき事に 一喜一憂し それができることに ただ 感謝し そうして過ぎていく時間は 喜びと共に 刹那き心を生み出していく 3/20

思い悩むように 考えている 考えることなど 何も無い筈なのに 考え終わり 結論も出ていることなのに 頭の中を 色んなことが 駆け巡る 何かをしながら 考えている 考えている自分に気付く 考えてもせん無きことなのに 止まることなく 頭の中は 回り続ける 同…

花びらが舞う様に 雪が舞い降りる 見上げた空は 薄白色の向こう 空なのか如何かさえも わからないほどに 同化して 心の中まで 染めていく 2/24

優しき人の傍らで 眠りに就く 穏やかな心で 眠りに就く 優しき人に囲まれて 日々を過ごす 優しき心に包まれて 時を過ごす 私の周りに溢れる優しさは いつも 笑顔を運んで来てくれる その余韻 残る中で 私は 眠りに就く 優しき人の傍らで 眠りに就く 1/13

真実だと思ったのです 疑うこと無く 信じたのです 夢を見たのです 幼き時に 菜の花畑を駆け 青空を仰ぎ見て 永遠と思得た 其の時の中で しっかりと 心と瞳に焼き付けたのです 全ての人が 此の世界に居ると 青き青き空の下 花に囲まれた世界で 笑っていると …

駆け抜けて 駆け抜けて 瞬く間に過ぎ行く 時 記憶の中の 時 は 静止画 いつも 光に包まれて 例え 其れが 悲しみ色の 時 の一齣 で あったとしても 鮮やかに輝いて 穏やかさを 胸いっぱいに 広げて行く 1/10

何故 何故 何故 教えて欲しい 望む空は 果て無く遠く 見ることさえも 叶わないほどに 手を伸ばしても 手を伸ばしても 届く筈も無く 心だけが飛んで行きそうになる 其の心を押し止め 押し止め 見えない涙が流れ込んでくる 消えない想いを 悲しみの珠の中 閉じ…

遠き彼方に見る空は 数多の色が混ざり合い 言葉にすること 適わない 限られた言葉を 幾ら紡いだとて 自然の鮮やかさは たとえ様も無く 故に 愛しさが 胸を覆う 忘れまじ 忘れまじ 此の目にしたもの 此の胸に湧き起こった想い 其れらが 嘘偽りの無きもの故に …

目の前に突き付けられる現実は 決して 明るいものではなく 前途を悲観せずには 居られないものなのに 私の瞳には 明るい世界だけが見える photo by 天の欠片 夢と消えるのか 夢と散るのか ☆ 全ては 後になって分かるのでしょう それでも 私は 自分の瞳に映る…

時間の流れが なだらかで 何が 何時起きたのかさえも 分からなくなってしまいそう 色々な想いが交差する中 時だけが 穏やかに流れていく photo by ≡Maa's Little Room≡ ☆ 1/4

時を止めて 天使が舞う 縦横無尽に 想いの儘に 様々の想いの 詰まった空間を 夢見るように 天使が舞う photo by from celestial north ☆ 1/3

音も立てず 静か過ぎるほど 静かに 雪が降る 全てを 埋め尽くしてくれる様に 雪が降る photo by Space 5 ☆ 優しさに抱かれるように 雪が 空を包む 1/1