―― 追憶(3月) ―― 過ぎし日に思いを寄せるは愚かなり 来ぬ未来に期待を掛けるも愚かなり 今を生きる と云う言葉を 心の奥で 噛み締める ――――――――――――――――――――― 幼き頃の 想い出は 何故に これ程までに 鮮やかなるか 記憶の中の 残像か はたまた 己が創り出…

何処にでも 咲いている花に 心捕らわれる 足を止め 時間を止め 見入る 一時 心 救われる 一時 だから また 歩きだせるのでしょう 6/14

綺麗な空が見たかった 青く青く 何処までも青い空 子どもの頃に見た空 そのままに 何時も空を見て居たかった 蒼い蒼い空 何処までも蒼い空 心の中に広がる空 夢を見て 夢を見て 追い掛けて 追い掛けてる内に 何時の間にか 広がった 白い空 視界いっぱいに 広…

木の実を取りました 庭に生えてる木の実 赤い実 一つ一つが嬉しくて 次から次へと こんな時間を過ごせる そんな事が とても嬉しくて 6/14

生きると云う意味を考える 私の中に在る 結論に近い答え 生きる為に生きる 6/14

何故 泣くことが許されないのですか 泣いている時間など無いから 心と体が 壊れて行きそうです 6/14

小さく咲く花 ・・ 夢 淡く儚く 刹那に語らう 生まれては消えて 消える傍から生まれてくる 余りにも小さな事に 一喜一憂し そんな自分に苦笑し 如何に自分が小さき存在か 確認する 3/10

此の哀しみ 苦しみ 苛立ちは 何時になったら消えるのでしょう 時が経てば・・ 時間が過ぎれば・・ 分かっているのに 今は、辛過ぎる 己の気持ちを 押さえつけて 押さえつけて 如何にか出来ないものかと模索する 無駄な抵抗と分かっていて 其れでも 繰り返す …

夢を見ている ぼんやりと 現実から逸脱した世界を 彷徨っている そんな自分に苛立ちながら 今しばらく このままで居ようとしている もう直ぐ変わる 変わらなくては・・ その思いだけが 強く心を占め 今の此の怠惰な時間が 今だけと知り得て 故に 無茶苦茶な…

感情が消えた瞬間 心も消えた 何故に 如何して 大丈夫なのだろうか と 其の言葉だけが胸を貫いた 全ては終わらない 全ては此れから始まるのでしょう 私は 私の道を歩まなければならない 私は 私の中になる苦悩を抱え続けなければならない けれど 私が どんな…

バジルに掛る 激しい雨 バジルの香りが 離れた場所まで届いてくる 其の時 其の時を 大切にと 只 それだけを心に言い聞かせ どんな状況でも どんな事が起きても 挫けない様に 心の均等を保ってきた 全ては いつも優しい 優しさだけを 私にくれる 9/17

少女を忘れた心は 雨の音を耳にして 単に 雨 としか思わない 雨に濡れる感覚も 雨の優しさも 何処かへ消えている 消えゆく心を埋める物を 見つける事も出来ず 見つける事さえもせず 流れた時間を ぼんやりと 思い返している 9/17

嘘を吐く 平気で嘘を吐く 慣れた仕草で嘘を吐く 自分の言葉に反吐が出る 泣きたいくらいに反吐が出る 次々出てくる言葉達 其れが良いのだと判断し 其の判断のままに嘘を吐く 罪悪感は胸の奥 湧き起こるのを抑え込みながら 違う水路を見い出せないまま それで…

泪が零れません 何故なのかも分かりません 分かろうとしません 分からないままでいいのです 分かりたくないのです 分からないことにしていたいのです 今日は 闇夜 星も見えない 9/8

貴方の笑顔を見たいと思います でも 今は 顔を見る事さえも 苦痛でしかありません どれだけの月日 終わりを望んだか知れません でも 其の時は 来ないまま このまま ずっと 来ないのかも知れません・・ 見える世界に 幕をして それでも 今を 生きています 6/19

泣きたい気持ちを抑え込み 私は笑っています ずっとずっと 笑っています 如何して笑っているのかさえも 分からなくなりながら 気付けば 笑っています そう望んだのは 私 其れに疲れたのも 私 静かに 静かに 生きて行きたい ゆっくりと ゆっくりと 時間の流れ…

人が好きです 如何する事も出来ないほど 人が好きです 理屈ではなく 心の底から 人の笑顔を見られる事が嬉しいです そんな自分が 嫌になりそうです 嫌気が差しそうです そしてまた そんな自分を嫌いになりそうな自分自身が 大嫌いです 如何する事も出来ない …

作りに作った私自身を消し去りたい こうあらなければ・・ と塗り固め塗り固め だけど もう これ以上耐えられそうにない 本当の私に戻りたい 弱い私に戻りたい 人の事など気にせずに 本来の 弱いままの私で居たい 出来る筈も無い と知りつつ 何故に その様な…

或る意味 色んな事が嫌になってきたのです 悪い方向へ行く 困る事になる 分かっていて 何故 其の道を行くのか 私には分からないのです 分かっていて 其の道を選び 苦しい状況になった時 ぼやいたり不満を言うのは もっと 理解しがたいのです 分かっていた筈…

色んな事を少しずつしてみる やらなくてはならない事は 溜まっているのだけれど 少しだけ 逃避 & 心の安らぎ 雪に下を植えました 10年以上前から 植えたいと思っていた花です こんな時があっても いいよね・・ なんて 思ったりして 6/3

一人で考えていても 思い悩んでいても なかなか 思うように行かないもので 如何にもならず 会話をした時に 開けなかった扉が開きました 全ては 私の気持ち次第 分かっていて 如何にも出来なかった事 こんなに簡単に 開いた事に 逆に 驚いたりもして だから …

嫌だなぁ・・ と思いつつ 如何にも出来ず 何もせずに 日々を過ごす 晴れた空を見たい 4/18

如何ともしがたい 如何とも・・ 自分で自分の気持ちを 持て余している こんな自分で居たくないのに 如何する事も出来ないでいる 何て長い時間 こんな気持ちを持ち続けているのだろう・・ 辛い 辛過ぎて 直視できない いえ したくもない 此の想い 誰ぞ知る・…

落ち着かない 心 騒ぎ続ける 胸の奥 苛立ちを消せない 湧き上がった 憤りが 溢れかえる 責めるのではない 責めているのでもない 只・・ 耐え難い 4/4

泣きたくないのか と 問われれば 泣きたい と 即答してしまうでしょう 泣かないの と 問われても 泣きたい と答えてしまうでしょう でも 泣き方を知らないのです 泣く事が出来ないのです 私は それを教わらなかった 許されなかった だから 泣く事が出来ない…

夜明けは来るのでしょうか 分かり切った事を 問うてしまう 耐えられないことは無い 耐えられない筈は無い そう 言い聞かせながら 心の奥で もう 嫌だ と叫ぶ声がする 耳を傾けまいと 違う何かを 考えている 何も考えたくなくて 何もしたくなくて 出来ない と…

虚ろ気に 何見る訳でもなく 何思う訳でもなく けれど 色々な事が頭を駆け巡っている 心を溢れ出る程に 占めている 自分の愚かさを 目の前に突き付け 直視できないままに 責める 耐えられそうに無く 心が壊れそうで 只 空(くう)を見る 3/27

そぼ降る 冷たい雨の中でも 膨らんでいく 桜の蕾 耐えに 耐え それでも 花開かせんと 頑張る 姿が いじらしい 否 生きる と云う事 その 雄々しさを感じさせる 3/16

桜の蕾が 淡い鶯色をして ほんのり 膨らんでいます 肌寒さを感じさせる そぼ降る雨の中においても 確実に時が流れ 変化を 遂げている事を 優しく 伝えてきます 3/15

桜の蕾が 木の色から クリーム色に もうすぐ 春が来ます 嫌 なものは 嫌 つらい ものは つらい 如何ともしがたい 我が心を 素直に 受け止めてみたりします 嫌いなわけではない 憎いわけでもない それでも 耐えがたいものは 耐えがたい 其処に 身を置く事が出…